コラム

2008年4月26日 (土)

日曜早朝の愉しみ

昔はTVで寄席の中継があったり、教育TVあたりで落語や講談を放送していた。それこそお正月などは次から次へ着物姿のおじさんが出てきては座布団に座ってお辞儀をし、なんだか訳のわからない話をするのを、つまらなく見ていた気がする。ちゃんと見ておくべきだったよね、もったいない。理解がついていかなかったのだから、しかたないけど。

大人になって、落語を聞きたいけど寄席はちょっと敷居が高い、そう言えばこの頃TVテレビで見ないね、という話になって新聞のTV欄を探したことがあった。
ありましたよ、「日本の話芸」というのが、日曜日早朝5:15から(笑)。朝が早い年配の方向けってことでしょうか? およそ一般人が「ちょっとTVでも見ようか」という時刻ではない。
が、実はこれは再放送で、平日の昼下がりが本放送らしい。それはもっと大変だ。わたしがいかにヒマ人でも、昼間毎週同じ時刻にTVの前に座るのは至難である。
それを思えば、日曜早朝は絶妙な時間帯である。休みの朝とて誰も起きてこない。もちろん誰も訪ねてこないし、電話もかかってこない。一人ゆっくりと30分の落語を楽しむことができる。

先日、月一回だが他チャンネルで「落語研究会」という番組が放送されていることを知った。「第三土曜日28:20から」という表現がなんともいえないが、つまりはこれも日曜早朝で、ちゃんと「日本の話芸」にかぶらずに終わる(笑)。
あなたもいかが?とは言わない。わたしだけの愉しみ。ふふふ、今日は早く寝て明日の朝、早起きするのだ。

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2008年4月18日 (金)

前と次

ブログの話である。
わたしが使っているココログは「前の記事」「次の記事」という表示になっているけれど、どのブログでも「前へ」「次へ」で移動できるようになっているよね。
ココログの場合、「前の記事」は以前の記事という意味で「次の記事」のほうが新しい。このタイプが少数派というわけでもないが、わたしの立ち寄り先に多い某ブログは逆に「前へ」が新しい記事である。イメージとしては(新しい記事をどんどん上へ重ねていくとして)、前=表という感じかな。
いずれにしても、全く同じ表現で逆の意味というのは困る。なんとかなりませんかねぇ。パソコンで見ている分にはあまり気にならなかったのだけれど、携帯だと間違うと面倒だしパケ代も気になるのだ(笑)。

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2008年3月27日 (木)

満開です

満開です
今日のスケジュールはお花見とひなたぼっこ(笑)。

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2008年2月10日 (日)

ぐりむすに思うこと

 シュシュの樹のグリムスから「環境goo大賞2007の投票をお願いします」というメールがやってきた。一次審査を通ってユーザー投票期間中なのだとか。
 このページのシュシュの樹のリンクからグリムスへ飛ぶと、十中八九フリーズして再起動という破目になるので(ヘタレPC、ホントに買い替えなきゃ)、ずっと見に行っていなかったのだけれど、久しぶりに行ってみて、あらためてコレって大変だろうな、と思った。
 何しろスタッフはたった4人。しかも、サラリーマン。投票の為の評価基準を見ると、いろいろと不備な面もありそうなんだけど、わたしはこの際(情に脆いので――笑)1票入れてきました。
 募金のサイトでも参加企業が減っていたりするのを見ると、ほんとに頑張ってね、と思うよ、うん。

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2008年1月 6日 (日)

お正月は箱根から

 5日更新を怠るとぐりむすの樹が枯れるという噂があったけど、枯れませんね(笑)。試したわけではありません。ごめんね、シュシュの樹。ちょっとお正月ボケ(苦笑)。

 さて、お正月といえば、箱根駅伝なのです。
 考えてみれば、大学駅伝のなかでも関東の大学しか出られない箱根駅伝はローカルな大会なわけだけど、なんでこうも盛り上がるのか? 出雲や伊勢よりも箱根だ、というのは、やっぱり関東圏に住んでいるから? それともお正月に開催されるのがいいのかな?
 そしてまた、なんでただ走っているだけなのに、飽きずに何時間も見ちゃうんだろう? 駅伝というのは不思議な競技で、間違いなくチーム戦なのに、競技中は個人戦。TVの画面には一人一人の選手の顔がアップで映り、過去の記録から個人的なエピソードまで披露される。かと思えばチームとして、何区にどういう選手を配置するかという戦略もある。とりあえず強い選手は往路に集めて、往路だけでも上位に行こうとか、復路での巻き返しを狙うとか。
 もうひとつの盛り上がり要因は出身校や馴染みのある学校が走っているから、というので、これは本当に関東圏の住民ならでは。家族の出身校だったり、選手の出身高校が隣の市にある学校だったり、なんてことでも妙に親近感を抱いて応援に熱が入るのである。

 ただ、今年の箱根駅伝は故障する選手が多くて波乱だらけだった。もともと実力伯仲の「超戦国駅伝」(笑)というフレコミだったけれど、それ以上に、膝をついて立てなくなってしまう選手をあんなに何人も見ることになるとは。あ、線路で捻挫した人もいたね。そのケガは別として、大会当日の気温が高くて、コンディションがくるったらしい。地球温暖化の影響か? 脱水症状を起こすと、あんなふうになっちゃうんだね。ほんとに可哀そうで、見ていられない。
 まあ、個人的には応援していた学校が上位に入ったので、わたしはハッピーでした♪

 今日もまた、箱根の裏側を取材するなんていう番組を見てしまい……。テレビ局はこうやって何度も視聴率を稼ぐんだな、とは思うんだけどね。最後に司会が「こんな下世話な話をするのは申し訳ないんですが……」とかいいながら、上位に入る大学は人気が上がるというようなことをコメントしていて、ああ、そうだろうなぁと思った。

 昔、企業イメージアップの為の会議というのに顔を出したことがある。そこで、一番簡単に企業名をアピールする法は、女子マラソンの選手を採用して序盤だけでもトップを走らせることだと皮肉たっぷりに発言した御仁がいた。なぜ女子マラソンの選手なのかについては、せこいので語りたくないが、とにかくTVにしっかりとゼッケンの企業名が映るわけで、確かに良い宣伝ではある。大学生の駅伝をこれと同列にしては申し訳ないが、でもやっぱり同じことが言えるかもしれない。
 うーむ。大人の思惑はともかく、みんな頑張って走った。よかったよ! 

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2007年12月22日 (土)

キャプテン・キッドは二流なのか?

 12月16日の新聞より

海賊キッド 悪行の残骸 
 17世紀後半の悪名高い海賊ウィリアム・キッドが使っていた船とみられる残骸が、カリブ海の島国ドミニカ共和国沿岸の海岸で見つかった。調査を進めていた米インディアナ大が13日、発表した。
 現場は、ドミニカ南東部のカタリナ島から僅か20メートルの場所。水深3メートルの海底に船の遺物があるのを、地元住民が発見して通報。
 船の安定材として使われた大砲の構造や大きさ、船の難破地点などが、キッドが略奪して一時使った英国の商船「クェダ・マーチャント号」に関する文献と一致するという。同大の水中調査チームを率いるチャールズ・ビーカー氏は、「何千隻もの沈没船を調査したが、これほど荒らされていない現場は珍しい」と指摘している。

 そんな近くて浅いところにあったのに、なんで今まで見つからなかったのかがナゾだけどねぇ。

 誰でも名前は知っているキャプテン・キッド、でもどんな人物だったのか? そこで、積読本のなかから「海賊(新紀元社)」というのを掘り出す。なんでこんな本が積んであるんでしょうね(笑)。
 海賊人物伝のウィリアム・キッドの項を見てみる。

 ウィリアム・キッド(1645~1701年)。出身地はスコットランド。
 なんと一行目から「ウィリアム・キッドは海賊としては二流だ」だって(笑)。あらま。

「キッドは最初、公認海賊として私掠船活動に従事していた。」まて、公認海賊? なんだそりゃ?

 公認海賊というのは、プライベーティア(私掠船)といって、国や有力者から「私掠免状」の発給を受けて海賊行為を働くものなのだそうだ。有名なところではフランシス・ドレイク。おお、この人は知っている。エリザベス女王の海賊さんだ。彼の場合は女王から航海の認可を受け、マゼラン海峡の通過に成功、スペイン船を襲撃、財宝を持って帰還し、ナイトの位を授けられた。16、7世紀、ヨーロッパでは国際間の戦争が盛んに行われていた。この時期の国際戦争は海軍力の優劣が勝敗を分けた。国は海軍の充実を図るとともに海賊行為を奨励し、「私掠免状」を発給して敵国の船を襲わせていたんだね。

 で、まあ、キッドは最初そんな活動をしていたのだが、部下が反乱を起こして置き去りにされたのを機に(笑)、まっとうな道に入った。北米はニューヨークで美しい資産家の未亡人と結婚し、豪邸に住み、名の知られた商人となった。このまま満足していればよかったのだけれど、海を諦め切れなかったらしい。ニューイングランド総督ベラモント伯リチャード・クートを仲介者としてイングランド国王ウィリアム3世から免状を手に入れた。それによりカリブ海・大西洋・インド洋を横行する海賊たちを捕縛する権限と、敵対するフランス王国の船を襲って荷物を掠奪する権限を得たのである。この場合、戦利品の何割かは、もちろんベラモント伯などのスポンサーに還元される。海賊専門の海賊、とでも言おうか。
 ところが、この辺りが二流の由縁か、彼はインド洋の海賊たちの拠点マダガスカル島へ向かったが、海賊船の姿は見当たらなかった。もう海賊船は船出してしまっていたんだよ(笑)。骨折り損のくたびれ儲け、そのうえ食糧不足でキッドと乗組員たちとの仲は険悪になった。乗組員たちは私掠免状で許されている以外の船の掠奪に走り、キッドはそれを抑えるだけの統率力を持たなかった。
 というわけで、キッドは単なるヤクザな海賊としてイングランドへ送還され、ロンドンで絞首刑になった。キッドの死体にはタールが塗られ、腐ってバラバラにならないように鉄の輪が嵌められ、それから数年間、見せしめのためにテムズ河畔に晒されたという。

 うーむ。そういう人だったんだ。ちょっと期待はずれかな(笑)。

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2007年12月16日 (日)

ブログのネタ

 シュシュの樹の成長を重視するならば、この際ブログのタイトルも「ロハスな日々」(笑)とでもして、管理人の省エネ(単に出不精なだけ)な生活をレポートしたほうがいいのかもしれない。そうしたら成長具合は本当に格段に良くなるのか? 試してみたい気持ちがまったく無いとは言わないのだけれど、なにしろアマノジャクなので(苦笑)。

 さて、では樹ではなくて人には(笑)、どんな話題が一番人気があるのか? ここはアクセス解析である。
 このブログに最初からついているアクセス解析は、不思議なことに絶対に関西地区に住んでおられるはずの方のアクセス地域が北海道と出たりするお茶目なヤツ(笑)だが――わたし自身、IEでアクセスしたときはいいのだが、一度Operaでアクセスしたら、イタリアと出て引っくり返った――そんなことはは別にどうでもいい。こういうことを調べるためにこそ、アクセス解析はあるんだよね。

 過去4ヶ月(これがこの解析のメモリの上限らしい)の検索ワードランキング。なんと1位は「ランボー」、2位「瓜子姫」、3位「永遠」である。その後「シュシュ」「枠物語」「編み図」「中国」「仙人」「リモコン」「千一日物語」、次点は「ウェルキンゲトリクス」。
……なんか、意外。
 検索サイトはGoo〇leが圧倒的に(75.5%)多いようなので、試しにわたしも検索してみる。「ランボー」だけではなかなか出てこないが、「ランボー」と「永遠」を入れると確かに1ページ目に出てきた。そのすぐ上の「ランボー イリュミナスィオン」は、ランボーの詩を門司邦雄さんという方が翻訳・解説しているサイトで本格的。うわぁ、こんなところに並んじゃって(爆)。
 そういえば、「Y〇hoo知恵袋」というのがあって、そこの「四遊記」についての質問の回答からリンクが張られていたこともあった。うおっ、〇ikipediaを丸写し、とかしてなくてよかったね(笑)。いや冗談ですが、ネットで調べものをしている人にとっては、わたしも同じように調べているわけなので、(興味のベクトルが同じなら)手間が省けるかも、です。そのくらいのことです。できるだけ紙媒体の参考書を一つは用意するようにしていますが、いずれにしろ調べごとなので、常に「~~なんだって」「~~らしい」のオンパレードです。そのつもりでどうぞよろしく(笑)。

 それにしてもランボー……。
 タイトルの「ランボーの永遠」というのが特にヒットする理由なんだね、きっと。どこかでこの有名な詩について見たり聞いたりして、興味を持った人が検索するんでしょう。……つまり、ランボーのほかの詩について書いても、大したアクセスは見込めないってことか(笑)。他の検索ワードもばらばらで、対策の立てようがないなぁ、とあんまり役に立たないアクセス解析なのでした。

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2007年12月11日 (火)

汎用リモコンなるもの

 エアコンのリモコンがやっぱり利かない。店員さんの前ではいい子になるのは、家電製品の十八番だからね。あのとき店員様のカリスマにひれ伏さないで、「念のため」汎用リモコンを取り寄せてもらうべきであった。
 本格的に寒くなってきたのにエアコンが使えないのでは仕方がない。どうせ家電店へ行っても取り寄せなら、ネットで、と検索すると出てきた。お値段は2千円弱。一瞬買い替えも考えた古いエアコンだけれど、まだ使えるのだし、この値段では一も二もなくお取り寄せ、である。
 しかし、それが届くまでが……。
 室内の温度13度というのは、なかなか微妙な温度だ。外気温とさほど変わらない(その日の最高気温が13度だった)ということになると、家の価値はなんなのだ?と家人が聞くので、文字通り雨風を凌げるってことさ、と答えておいた。コタツにはいっているヤツに言われたくな~い。コタツに入っていてはPCには触れないのだ。夜はさらに冷える。家のなかで手がかじかむって……(涙)。

 今日リモコンが宅配便で届いて、悲しい日々はおわった。
……しかし、おもちゃみたいなリモコン(笑)。

 メーカーを設定するようになっている。各メーカー適用機種一覧表というのがあって、メーカーと対応コードが書いてあるのだが、恐ろしいことに対応コードがひとつではない。うちのエアコンのメーカーの欄を見ると「15~19、76、77」と書いてある。え? どれ? これ、全部試すの?
 しかたがないので、15から順番に試しましたよ。全然動かないの。19までいったところで、どうしようかと思ったけれど、76でピッと音がした。ほっ!
 というわけで、やっとエアコンのご利益にあずかっております。現在の室温17度。ずっとエアコンを使わなかったせいか湿度は60%近い。インフルエンザは流行らない湿度(笑)。

 環境の為にもできるだけエアコンは控えたいが、まったく無しの越冬は厳しい。ネットで見たらリモコンが仕えなくなって困っている方は他にも結構いるようだったので、ご参考までに(笑)。

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2007年12月 6日 (木)

電話応対のレトリック

 10年を過ぎると、家とその設備にはあちこちガタがくるもので、今度はシャワーの温度が上がらない。他からは熱いお湯が出るので、これはガス会社でなく、バスユニットのメーカーだ、ということになり、修理依頼の電話をかけた。
 応対の女性は症状を聞くと、淀みのない口調で、たぶんシャワーの温度調節の機能が不具合を起こしていると思われますので、修理に伺います。というようなことを言い、電話番号を尋ねてきたが、それだけで顧客の検索ができるらしく、名前と住所がでてくる。そこまでできるなら、納入した製品の型番も登録しておけばいいのに、と贅沢なことを考えたが、そこまでは無理らしい。だが、その聞き方が振るっていた。
「足元のお悪いところ大変申し訳ありませんが、洗い場に入って後ろを振り返っていただくと、扉の上の辺りに番号が書いてあることが多いのですが、お確かめいただけますでしょうか?」

 足元のお悪いところって、あの……うちのお風呂場のことだよね? そこまで心配していただかなくても(笑)。

 さらに10年以上前の製品だということがわかると、
「大変長い間ご愛顧いただいておりますので、修理費用などを申し受けることになりますが、よろしいでしょうか?」ときた。
 やー、素晴らしい! そりゃ、もう保障期間なんぞは、はるか昔に切れてますけどね。修理費用も覚悟してますけどね。「大変長い間ご愛顧」のランディングが、修理費用の確認ですか(苦笑)。

 参りました。 誰だ、この応対マニュアルを書いたのは!?

 そしてやってきた技術者のほうは、またブアイソなおじさんで、淡々と作業をして帰っていったが、なんだかそっちの相手の方が気が楽だったりして(笑)。

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2007年11月18日 (日)

生活の技術

 先だって某女史と話しているときに、「インターネットの危険性について、学校できちんと子どもに教えるべきだ」とかいう話から、家庭科の授業って役に立たないよね、という話になった(笑)。
 家庭科の授業で調理のほうはともかく、被服なんて全然役に立たない。ボタン付けができれば十分だ。それよりも生活するための技術として、それこそインターネットについてとか、生命保険や損害保険のこと、年金のこと、確定申告のやり方なんかを教えてもらいたいもんだ。そうだ、そうだ、ということになったのだけれど――。

 その後何日かたって、たまたま知り合いの高校生の制服姿を見たら、スカートの裾が一部おりていた。なんとも無頓着な女子高生である。それはちょっとミットモナイのでは?と言うと、あろうことかセロテープで応急処置をして、後でお母さんに直してもらうと言う。おいおい、そのぐらい自分でやろうよ、と思いつつ、先日の会話を思い出して笑ってしまった。ボタン付けに裾あげを追加したほうが良さそうである。
 だが、本当に唖然としたのは、その後ちょっと失礼と裾を見せてもらったとき。なんとまあ、最初からスカートの裾はまつってないのだ。裾あげテープというのか、アイロンでくっつけるアレで処理してある。はがれ始めたらペリペリいくわな、これは。
 うーむ、洋服やさん自体がこんな工作みたいな服のつくりかたをしているとは。まつり縫いのやり方を教えるよりも、裾あげテープとアイロンの使い方を教えるほうが実用的なんだろうか?

 生活するための技術は刻々と変化しているらしい。

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2007年10月28日 (日)

ペンギンフェスタ 大詰め

 「地球・環境・自然」をテーマにしたオンライン創作の祭典「ペンギンフェスタ2007」もいよいよ大詰め。長丁場だなと思っていたけど、半ばを過ぎたら、あとはなんだかあっという間。参加の野心がまったくなかったとは言わないけれども、やっぱり当初の予想通り完全なベンチウォーマーだったので、ここらで野次のひとつもとばしてみようかと(違っ!)

 ペンギンフェスタ会場へは、このブログのサイドバーにあるバナーから直通ですので、自由行動のお好きな方はそちらからどうぞ(笑)。まだ行ったことのない人、行ってみたけど広すぎて怖気づいた人、迷子になった人はこっちへ集まれ! わたしがひとつ、ガイドってものを務めてみようじゃありませんか(大丈夫か?)
 ご案内するのはペンギンフェスタ会場のテキスト部門。あまりオンライン小説に馴染みのない方でも大丈夫。ガイドの独断ながら、わかりやすくて面白いのを厳選してご紹介。当然ガイドの私情が入りまくっていますが、ご不快でない方だけ、どぞ。

 まずは主催者BUTAPENNさんの作品から。『寒がりのタマゴ』も『江戸化推進計画』も面白いけど、一押しは『赦釈爵執酌爵』。タイトルはペンギンの皇帝の名前。カッコイイでしょ? 由来は本文でお確かめください(笑)。ペンギンの皇帝は帝国と臣民を守るため、人間と戦い、過酷な自然と戦う。皇帝ペンギンの抱卵の様子はTVや映画で取り上げられているので、ご存知の方も多いと思うけれど、厳寒の極地でコロニーを作って卵を温める雄鳥の姿には心打たれるものがあります。まさに生き延びるための戦い。個人的には、オスが抱卵するというところがツボなんですが(笑)。連載形式で、あと最終回を残すのみ。結末も楽しみです。

 『赦釈爵執酌爵』がペンギンなら、シロクマは『新白雪物語』。これはペンギンフェスタの絵板に寄せられたイラストに第51代くましろさんがつけたお話なので、素敵な挿絵付き。絵板から発生したコラボ作品は他にもいくつかありますが、これが一番軽くて楽しめると思います。

 こちらでお馴染みの篁さんの書かれた『サード』もお薦め。人間が関与したかもしれない自然環境の変化(この場合エルニーニョ現象)が種にもたらす影響が土台。なのに、ロマンス! リクイグアナとウミイグアナの禁断の恋を描いています。

 まったく方向性は違うものの、テーマからのイマジネーションの広げ方が好きな作品を3つ。
 にっけさんの『フルーツ・バスケット』は、すぐ隣にある日常というか、思いっきりありえそうなところが怖くて、でもほのぼのなお話。
 プチトマト実るさんの『風邪引きのテラ』は、すごくオシャレ。
 悠さんの『西暦2504年 13日の金曜日』。これ、好きですねぇ。スパイスが効いていてシャープ。「そう言われてもどんなのかわかんないやい」って、そうでしょうとも。ご自分の目でお確かめくださいな(笑)。

 正面から地球にインタビューしにいっちゃったのが、TERUさんの『インタビュー・ウィズ・アース』。地球は女性名詞だって以前にも申し上げたのに(笑)、どうしてもTERUさんの頭のなかでは地球は男性らしい。それも46億才ということで、雑誌編集長のアン・マキャフリィ女史を、なぜかべらんめえ口調でからかいつつ、含蓄のあるお話をしてくれます。

 みずきあかねさんの『ぐりんぐりん』。悪魔が叶えてくれたひとつの願い。前半が特に好き。
 山仙さんの『ペンギン面の女』。3つに分かれていて、最後のは絵板からの挿絵つき。絶滅動物の剥製を揃えた博物館の秘密。ぞくぞくしますよ。
 瀬川潮さんの『日ペンの美子さん』。ペンギンと同居できるペンギン・マンション。マンションの設定の細やかさが素敵なんです。ありそうな荒唐無稽に騙されたい(笑)。

 ――というわけで10作品、ご紹介しました。
 こうして書いてみると、ものの捉え方が感覚的というか非論理的というか、無茶苦茶ですな。これだから感想を付けにいけないんだ(涙)。
 まあ、ここはご案内なので、わたしの感覚に同調できる方はそれでOK。これはダメだと思われた方は、わたしがお薦めしていないのを読んでみてくださいまし(笑)。
 これを足がかりに他の部門へもどうぞ。できれば退場の際に、感想などを一言でも掲示板に残してこられると、大変喜ばれると思います。

 それではお好きなところから、いってらっしゃいませ!

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2007年9月10日 (月)

リモコンが故障したとき

 エアコンのリモコンが突然動かなくなった。温度設定はおろか、運転切り替えさえできない。何度か試すうちに、ついに電源まで切れなくなってしまった。
 さあて、どうしたものか? 

 エアコンは12年目とかなり古いので、そうそう簡単に純正のリモコンは手に入らないだろうなぁ。しかしよく考えてみると、リモコンのなかでも、エアコンのリモコンというのはちょっと特別だ。たいていの電化製品はリモコンがなくても本体をいじれば動く。本来リモコンは「わざわざ本体に近づかなくても、いながらにして電化製品をコントロールできる」という性質のものだったと思うのだが、エアコンに関して言えば、リモコンのみがエアコンのコントロールを可能にしているのであって、本体にはその種の装置がないのである。
 スイッチやコントロール装置は、もちろん電化製品の重要部分だから、もしエアコン本体にコントロールパネルが付いていて、そこが壊れた場合には、否応なく「エアコンが壊れた」と認識できるのだろうが、それがリモコンというかたちで分離していて、エアコン本来の機能には別段問題がないとなると、どうも割り切れない。発信器と受容器というような脆弱(笑)な関係にわざわざしておいて、リモコンが壊れただけで、エアコンが壊れたとは認めたくなーい!
 当然メーカーはそれなりの機器を用意すべきだ、すべきだよね?
 そういうものが、きっとあるはず。

 しかし、10年以上も前の製品である。エアコンに限らず、電化製品はどんどん省エネ設計になっているので、今売り出し中のものに比べると、さぞかし無駄に電気を食うんだろうなぁ。しかも、機械の老朽化にともなって運転効率も悪くなっているに違いない。
 はて、まだ動くエアコンを廃棄処分にするのと、無駄に電気を食らうエアコンを使い続けるのと、どちらが罪が重いのだろうか? ――悩みつつ、とにかくリモコンの現物を持って、電気屋さんへ。

 純正でないにしろ、エアコンをコントロールできる物はあるのか、というわたしの質問に対して、クルーカットの店員氏はなぜか携帯電話を出しながら「メーカーからそういうものが出ていることは出ているんですが、店頭にいつも置いているわけではないので」と答えた。
「取り寄せですか?」
「そうですね」
 そう言いつつも、店員氏は盛んに携帯電話をいじっている。そしていきなり「エアコン本体かもしれませんね」と言った。
「?」
 そんなことはないと思う。実は同型のエアコンがもう一台あって、そっちも反応しないんだから。わたしがそう説明すると、店員氏は首をかしげた。
「でも、リモコンからはちゃんと電波が出ているんです」
 店員氏は携帯電話の画面をわたしの方へ向けた。
「肉眼じゃ見えませんけど、こうやって携帯のカメラで見ると……」
そう言ってリモコンを操作すると、確かに紫っぽい光が2つ、点滅した。
「わぁー、ほんとだぁ」
 おもしろーい! 事情を忘れて、思わず喜んでしまったじゃないの。店員氏の口元が微妙なカーブを描いた、ような気がする。猫目になってましたか? ハズいな、もう。
「もう一度おうちへ戻って試してみてください。直ってしまったのかもしれませんね」
 鷹揚な感じで、店員氏は言った。
 はぁ~、リモコンも店員様の前ではいい子になるのですね。この裏切り者!

 環境問題から、もしかして買い替えという事態になった場合の資金の心配まで、いろいろと考えた挙句がこれ。なんか、どっと疲れたぞ。

 この一連の出来事、つっこみどころがありすぎて、どういうタイトルをつけていいやらわからない。「エアコンのリモコンの特異性」とか「家電店、店員氏のカリスマ」とか考えてみたけど、疲れちゃったので「まんま」で(笑)。

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2007年7月11日 (水)

火星探査機打ち上げ

 来月3日にNASAが火星探査機を打ち上げることがニュースになっている。記事によれば

 火星に着陸して氷の確認と生命の探索に挑む探査機「フェニックス・マーズ・ランダー」が、8月3日に米フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げられる。  米航空宇宙局(NASA)が9日、準備が順調に進んでいると発表した。  フェニックスは、来年5月末ごろ火星へ到着。パラシュートと逆噴射装置を使って、北極付近の平原に軟着陸する。長さ2・35メートルのロボットアームで、地表から数センチの深さにあるとみられる氷をすくい取り、火星の水を史上初めて直接確認するのが最大の狙いだ。  3か月の探査期間中、深さ50センチまで掘って土壌を採取し、生命に関係する有機物の検出なども目指す。NASAは「季節によって氷が定期的に解ける場所では、今も微生物がすめる環境があるかもしれない」と期待している。

 とのこと。
 フェニックスの着地は岩のない場所を狙って、地球でいえばアラスカと同じ程度の緯度にある地点を予定していて、マイナス100度の気温のなかの作業になるのだそうだ。ザ・フェニックス・マーズ・ランダーの大きさは、ソーラーパネルを広げると幅約5.5メートル、長さ約1.5メートル。無事降下・着陸に成功すれば、ロボットアームを使って土壌を1メートルほど掘り起こし、土と、地下にあると考えられている凍った水を採取する予定なんだって。


 SF小説などではお馴染みのテラフォーミング(星を人類が居住可能な環境に改造すること)。火星や金星については、かなり真面目に具体的に検討されているのだとか。
 金星は暑く、火星は寒い。どっちが改造しやすいかといえば、火星なんだって。それにしてもWikipediaの「火星を地球のような惑星に作り変える方法としては、火星が地球よりも寒い惑星であることから、一般的には何らかの方法で火星の温度を上昇させることが第一条件である。そのためには、地表の熱を逃さないように大気の層を厚くする必要がある。基本的な原理でいえば、今地球で起きている温暖化をそのまま火星で再現すればよいとされており」というくだりには笑った。皮肉ですねー。どこかの国ひとつ分の人口と設備をまるごと火星に移すことができたら、あっという間に居住可能になったりしてね。名づけて火星に住み隊(爆)。

 さて、その方法。なかには地下核爆弾を使って……とか、隕石や彗星を火星に大量にぶつけて……とか、思わず「あの、もしもし?」と言いたくなるようなのも提案だけはされているようだけど、とりあえずもうちょっと穏やかな(でもないか)ものをあげると――。

1.アルミホイルよりも薄い巨大な鏡を火星近くの宇宙空間に設置し、それで太陽の光を集めて火星の極冠に照射し、氷を解かす。火星の両極冠は氷とドライアイスでできているとされているので(ってそれを今回確かめに行くわけだけど)、その氷が溶けると、大気中に水蒸気と二酸化炭素が増えて温室効果が働き、気温が暖かく保たれるようになるっていうわけ。

2.火星の表面を覆っている、太陽光を吸収しやすい暗黒色の炭素質物質を破砕して、火星表面にまき散らす。つまり太陽光の吸収効果を上げるってことなんだけど、砕いた炭素質物質が風で吹き飛ばされちゃうんじゃないの、というツッコミもあり(笑)。他に、フロンガスのような温室効果ガスを火星に持ち込むアイディアもあるらしい。なんでも火星大気の100万分の1のフロンを加えると、温度が最大40℃上昇するというんだけど、火星みたいに紫外線が透過している大気中では、フロンはわずか数日で破壊されちゃうんだそうで……これはボツかな。

3.ある程度火星の大気が暖かくなり、液状態の水も維持できるようになったら、火星で育つように品種改良した藻類を火星に持ち込む。これで火星の大気に酸素をもたらそうという目論み。藻類の改良に、かなり高度な遺伝子工学的研究が必要そうだけど。

4.火星の地下にある氷を溶かし、そこへ大量の塩を投入して海を作り、そのなかに、酸素や日光を必要としない生命体をはなして繁殖させる。生命体の中には、酸素を作り出せるものを入れておく。地球誕生の再現だね。酸素が充分海に溶けて飽和状態になると、やがて酸素が海からあふれて、大気へと流出しだす。その酸素が紫外線に当たって化学反応を起こし、やがてオゾン層をつくりだし、温室効果にもつながると。

 こういったいろいろな方法を利用して、もしテラフォーミングができるとしても、1000年ぐらいかかる。おまけに当然地表の何割かは海になるので、利用可能な土地はアフリカ大陸ぐらい(笑)なんだって。ああ、そんなにかからずにできるのはパラテラフォーミングというので(パラは擬似的の意味)、この場合は火星の環境は変えなくてもいい。簡単に言えば、1000メートルぐらいの高ーいビルを一定間隔に建てて、その間を透明な屋根で覆い、内部を大気で満たすというもの。これを拡張していって、ついには火星の大部分を覆ってしまう。これなら現在の科学力で可能らしい。莫大なお金と資材がいるけどね。

 こんな話題がJAXA(宇宙航空研究開発機構)や、文部科学省のウェブサイトに堂々と載っているのだが、NASAの今回の探査の目的は、「火星にかつて生命が存在したかどうかを含め、地球の周辺についての理解を深めるため」と随分大人しい(笑)。
 もしも、採取した氷のなかから微生物が見つかったりしたら、どうする? 火星の乾いた寒い環境下でしか生きられない生物というのも、絶対にいないとは言い切れない。地球上では既にたくさんの生物を絶滅させてきちゃったけど、他所の惑星でもそんなことをして、いーのかなあ?
――というような議論が起こるのを危惧しているのかな?

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2007年6月15日 (金)

セイジン物

 ケーブルテレビのプログラムで昔のテレビ番組を専門に放映するチャンネルがあるのだが、このところ日曜日の夕方はウルトラマン関係である。最近までウルトラマンをやっていたのが、ウルトラセブンに変わった。ウルトラセブンというのは、ファンが多いんだってね。

「ウルトラQとウルトラセブンは名作だ。最近のはつまらない」といって憚らない某氏は、ウルトラマンのシーボーズが出てくる回で、科学特捜隊員たちが怪獣の供養をしている場面(笑)を見て、「仏教だし」とツッコミを入れる女子高生を相手に、ウルトラセブンの偉大さについて語り始めたものである。
「で、ウルトラマンとはどこが違うわけ?」
「ウルトラセブンは《セイジン物》なんだ」

 女子高生の目が丸くなった。彼女の脳内で《セイジン》がどのように漢字変換されたかは、想像に難くない。マニアの間でのみ通用するらしい言葉を得意げにひけらかす某氏にムカつきつつ、なにを言い出すのだと驚愕する女子高生に、わたしは笑いを堪えきれなかった。
 おまけに、いつまでたっても説明しようとしない某氏の代わりに、説明役を買ってでる破目に陥った。まったく。
「ウルトラセブンは地球を侵略しようとするナントカ星人の話が多いんだよ」とか、普通に説明せんかいっ。

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2007年4月25日 (水)

パブーク、ピンチ!

「○ahoo!動画」無料配信のお知らせがメールで届いたので、どんなものかいなとクリック。ほうほう、映画やら、メジャーリーグやら、いろいろそろっているではありませんか。試しに一つ選んでクリック。すると、「お使いの環境では、動画を視聴いただけません。」の文字が!!!
さらに詳しく見ると、

※Windows 98 SEならびにWindows Meは、マイクロソフト社の無償サポート期間が終了したため、視聴対象外としています。

なんだって。
 あらまあ。ふだん動画なんてほとんど見ないくせに、こう言われると凹むね。
まだ壊れていないのに(ちょっとファンの音が大きくなってきたような気はするけど)、お取替え時ってやつが来ちゃったんでしょうか? タブを買い求めた時も付属のソフトがXP以上になっていて、ちょっとショックだったんだけど、どんどん使いづらくなってくるんだね、Me。

 おりしもオーブンレンジが故障。スイッチを入れるとキリキリ……というような音がして、ものすごく怖い。これはもう10年以上になるから、寿命かも。週末は家電ショップへ行くことになりそうだけど、PCも思わず物色してしまいそうだ。いや、もちろんまだ買い換えませんよ。無い袖は振れない(笑)。
 あ、ちなみにタイトルのパブークというのは、うちのPCの名前です。

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2007年4月23日 (月)

うちの優等生たち

エビネ
シラン
シュシュ、ペンギンフェスタを宣伝

 なんの世話もしないのに、もう10年以上、毎年律儀に花をつける優等生たちです。エビネはずっと前にDays...に書いたけど、園芸店でスズランを買うつもりが、店員さんの間違いでウチへやってきました。スズランよりもずっと丈夫でヘたれません。えらい!

 シラン(紫蘭)は、白とピンク(赤紫)があるんですが、これはピンク。白の方は、なんだかこのごろうっすらピンクになってきたような……混ざっちゃった? シランはものすごく根が張って、プランターを壊しそうになるので、「なんの世話もしない」というより、「いい加減いじめても」と言い換えたほうがいいかもしれない(笑)。放っておくと、根が太ってイモかショウガみたいになる。土なんかなくなっちゃうんだけど、あれはどうなってるんだろう? それを「株分け」と称してバキバキ割ったりして(ああ、怒られそう)、土を入れたプランターに戻すのである。それでも大丈夫だから、すごいよね。

 さて、もうひとりの優等生は、ついに宣伝を始めました(笑)。

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2007年4月21日 (土)

八重桜、満開です

Sakura 暖かくなったので、歩いて30分弱の図書館までお散歩です。河原には大人の背丈ほどもありそうな菜の花(!)。これは雑駁であまり美しくないので、八重桜いかがでしょう? 品格ではソメイヨシノに敵わないものの、恥じらいながらちょっとだけ媚を売っちゃうみたいな、愛嬌のある八重桜もかわいいなと思うんですが。

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2007年4月14日 (土)

記念コイン、ゲットです

 話題にしていると、関連情報やグッズが、どういうわけだか集まってくるのである。考えているから、目につくのか、あるいは念力で引き寄せてしまうのか(笑)。昨日、南極地域観測50年記念硬貨が舞い込んだ。
南極地域観測50年記念硬貨 母が買い物をした際に、おつりにもらったそうである。ありゃりゃ、使っちゃう人もいるんだね。
 それをわたしに見せたが、運のつき。「あ、南極観測50年!」と叫んでとびついたその迫力に、母は苦笑しながら「あげる」と言った。――というわけで、記念コイン、ゲットです!
 本物はもっとピカピカしている。写真を撮ろうとしたら、カメラが写りこんでしまうほど。しかたがないのでスキャナーにかけました。
 絵柄は表がかの有名なタロ、ジロと初代の観測船「宗谷」。裏が南極大陸とオーロラ。+のマークは日本の観測施設のある場所を表している。画像では、ひとつしかはっきり見えないが、全部で4つある。

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2007年4月11日 (水)

「国際極年」ってなあに?

 ペンギンフェスタの会場へ行って見ると、「ペンギンフェスタとは」の最初に、

今年2007年は、1957~58年の「国際地球観測年」から満50年にあたり、今年から来年にかけて、「国際極年」と定められています。

と書いてある。大変失礼いたしました。こちらが第一義なのですよね。ペンギンですし。50年ですし(うん?)。

「国際地球観測年」から50年はいいとして、それがどうして「第2回国際地球観測年」でなく「国際極年」になるのよぉ、と子どものようなことを言ってみる(笑)。
 で、実はびっくりなのだが、「第1回国際極年」というのは1882~83年に実施されているのね。日本史の年表を見ると「1882年 大隈重信が立憲改進党を結成。福地源一郎が政府支持の立憲帝政党を結成。」なんて書いてある。1883年は鹿鳴館完成だって(笑)。初めての内閣が出来る(1885年)より前なんだ。
 オーストリアの海軍大尉で、北極探検家でもあったヴァイプレヒト(C. Weyprecht)が、1875年に、極地に観測点を環状に配置して科学的な同時観測を行うことを提案したのが始まり、なんだって。一つの国でやったらものすごく費用がかかるから、みんなで協力して、データを交換し合おうね、というわけ。参加したのは12の国、オーストリアハンガリー帝国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、オランダ、ノルウェー、ロシア、スウェーデン、イギリス、カナダ、アメリカで、北極近辺の14の測候所で、氷、大気、電磁気、地磁気、曙光、海流、潮、構造および運動の観測を行った。日本はフランスの科学者の勧告に従って、自主参加(笑)。主に日本国内の地磁気の観測や測量を行ったみたい。
 参加各国は、今後も50年おきに、こういう国際協同観測をしようねと申し合わせたので、「第2回国際極年」が1932~33年に律儀に行われた。

 第2回の目的は、第一次世界大戦後に発達した電信、ラジオ、電話といった新技術を使って気象情報を交換することが可能であるか、またそれが各国の気象予報にどれだけ有効であるかを調査することだった。極地の気象観測が、気象予報にどれだけ意味を持つのかを調査する意味もあった。44カ国がこれに参加し、情報が集積された。日本も中央気象台をはじめ、各大学、研究所が協力したが、もちろん国内での活動にとどまった。

 このまま黙っていれば、次は50年後1982~83年に第3回国際極年ということになるはずだったんだけど、自然科学のめざましい発展によって、それまで待っていられなくなった。それじゃあ半分の25年後でどう? というので(ほんとか)、ついでに極に限らず全世界を徹底的に観測研究しちゃいますかと、名前も国際極年(International Polar Year)から、 International Geophysical Year(略称IGY)となった。これを直訳すると「国際地球物理年」とでもいうのだろうが、それを「国際地球観測年」としたのは、日本の科学者たちの“意気込み”らしい。気合いが入ってるわけね。
 気合いが入っているのは科学者だけじゃなかった。この国際地球観測年が提案された1951年はサンフランシスコ条約締結の年。日本はまだ完全には独立を回復していなかった。これに参加して、国際的地位を認められたいという思惑もあったようである。
 当初は赤道観測をしようとしたが、観測予定地の地主さん(アメリカ)に断わられてしまったので、南極観測に変更。第二次世界大戦で日本に遺恨を持つ複数の国から強硬な反対を受けたものの、アメリカやソビエトが味方をしてくれて、どうやら参加が認められたという経緯がある。そしてみんなの意気込みやら悲願やら夢やら思惑やら、いろいろなものを背負った昭和基地はスタートしたのだった。

 そんな「国際地球観測年」から50年、2007~08年は元に戻って「国際極年」である。

 極地ならではのさまざまな現象を観測することによって、地球の姿を知ることができる。近年問題になっている地球温暖化の影響が顕著に現れることでも注目されている。また南極では、空気と水は大陸内部に封じ込められ、そのまま数十万年の間、大陸に堆積したままになる。これらは過去の地球の気象等を知る手がかりになるのだそうだ。ロマンですねー。頭も体力も根性もないので、望むべくもないけれど、宇宙飛行士と同じぐらい憧れるな。

 というわけで、今日も宣伝である。実はバナーがたくさん用意されているので、いろいろ使ってみたいだけだったりして(苦笑)。
Penguinfesta4
http://www.pinky.ne.jp/~butapenn/penguin.html

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2007年4月 9日 (月)

なぁ~んも知らない人の為の「国際惑星地球年」

 地球の環境問題については、取り上げられない日はないといっていいほど重大な問題になっているが、今年から、国際惑星地球年が開催されているのだとか。――と聞いても「?」な人なので、とりあえず国際惑星地球年(International Year of Planet Earth)の日本版サイトへ行ってみた。

地球の過去・現在・未来を研究する科学者達の国際組織である国際地質科学連合(IUGS)は,ユネスコと共同で,地球と人類の持続可能な未来のためには地球科学の知識と技術が欠かせないことを広く知ってもらうために,国連による国際惑星地球年2008を中心に「惑星地球の3ヶ年2007‐2009」を実施します。

 国際地質科学連合(International Union of Geological Sciences)は、書いてある通りの科学者の組織で、ユネスコ――こっちはもちろん知っているだろうけど、忘れちゃった人や、あやふやな人のためにいちおう書いておくと国際連合の教育科学文化機関で正式名称は「United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization」。このふたつの組織が主催するということなのね。
 で、「国連による国際惑星地球年2008」というのは?
 国際連合総会で採択、決議される「国際年(International Year)」というのがある。国連で決定した共通テーマにそって、各国が年間を通じて実現に努めるというもので、ほとんど毎年、なにかの国際年になっている。2005年の国連総会で決議された2008年のテーマが「国際惑星地球年」なのである。ちなみに2008年は「国際ジャガイモ年」でもある(笑)。

国際惑星地球年は「社会のための地球科学」を標語として,国連による国際惑星地球年2008を中心とする2007年から2009の3ヶ年を惑星地球の3ヶ年として,様々な活動に取り組みます。そのために,国際地質科学連合とユネスコを中心に,12もの国際的団体の協力により非営利法人「国際惑星地球年」 (略称IYPE法人)が設立されました。

 ああ、「国際惑星地球年」というのは組織の名称でもあるわけね。はいはい、ようやく文脈がのみこめてきました(鈍いよ)。この組織が中心になって、2007年から2009年にかけての3年間、「惑星地球の3ヶ年2007‐2009」という活動を実施する、というわけだ。

国際惑星地球年活動の大きな柱はアウトリーチプログラムとサイエンスプログラムです。地球科学が,どのようにして社会的課題の解決を可能とするか,また人々がどのようにしてそれをよく知り,親しむことができるか,解決の可能性・潜在性と認知の波及性にむけて取り組むプログラムです。プログラムが真に社会の力になるためには,国連に結集した国や地域が,それぞれのレベルでプログラムに取り組む必要があります。そのために,多くの国々で国内委員会が組織されつつあります。

 ほえー、アウトリーチって、つまりわたしのようにアウト・オブ・リーチな人のために手を差し伸べてくれるということでしょうか? 「教育・メディア・芸術を通じて,あるいは政府や自治体などと連携して国際惑星地球年のメッセージや10の科学テーマを伝えていく活動を支援する」そうであります。10の科学テーマには「地下水」「災害」「地球と健康」「気候」「資源」「巨大都市」「地球深部」「海洋」「土壌」「地球と生命」が、あげられている。

――というわけで、知らないまま済んでしまいそうなイベントだったのだけれど、なんと! この活動にちなんだオンライン創作のお祭り「ペンギンフェスタ2007」が開催されることになった。主催されるのは、このブログにもおいでくださっているBUTAPENNさん。「地球・環境・自然」をテーマとする作品が集まるお祭りになるはず。なにしろ、環境問題といえば省エネとゴミの分別ぐらいしか思いつかない輩(わたしです)にも楽しめる究極のアウトリーチ。これを機会にちょびっと考えることにしよう。マスコットはペンギンということで、ペンギンの写真やイラストも楽しみ。開催期間は2007年6月1日から10月31日まで。5月1日からはプレ・オープンとして、協賛作品などを募集している。興味のある人もあんまり……な人もぜひ一度!Penguinfesta2

http://www.pinky.ne.jp/~butapenn/penguin.html

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2006年11月29日 (水)

真夜中のティータイム(笑)

 友人から『うなぎパイ』をもらった。ただの『うなぎパイ』ではない。その名も「真夜中のお菓子 『うなぎパイV.S.O.P.』」。「高級ブランデーの芳醇な香りとナッツの王様マカダミアンの風味を包み込んだ“うなぎパイのV.S.O.P.” 浜名湖名産うなぎパイの頂点を極めた最高級パイです。水は一切使わず、新鮮なミルクとバターだけで練り上げました」とのこと。どれどれ……。封を開けると確かにブランデーの香り。普通のうなぎパイよりもコクがある感じで、美味でございます。
 
 しかし、うなぎパイって確か「夜のお菓子」だったよね。最高級になると「真夜中」になるの?
 公式ホームページを見にいって、びっくり!
 いつのまにやら「朝のお菓子『すっぽんの郷』」「昼のお菓子『えび汐パイ』」などという姉妹品ができている。これに「夜のお菓子『うなぎパイ』」と「真夜中のお菓子『うなぎパイVSOP』」を詰め合わせて『うなぎパイ詰め合わせ フルタイム』(ホントにあるんだってば)。

 もともとうなぎパイを「夜のお菓子」としたのは、出張のお土産に買って帰ってもらうためだったらしい。「お父さん、おかえりなさーい」「ただいま、ほら、お土産だぞ。うなぎパイ」「わーい、今食べてもいい?」「ひとつだけだぞ」なんて会話をかわしながら(ほんとか?)、家族団らんに一役買うという寸法である。鰻やガーリックパウダーから、なるほどと勝手に激しく納得するのは下衆の勘ぐりなのである。
 しかし「真夜中」に子どもはお菓子を食べてはいけません(笑)。これはやはり子どもが寝静まった後、大人だけのティータイム……ああ、それでブランデー? と思ったが、「焼いている間にアルコール分が抜けブランデーの香りだけが、お楽しみいただけますので、お子様にも安心してお召し上がりいただけます」だって(笑)。あらまあ。

 さらには2005年7月には「うなぎのじゅもん」(作詞作曲・小椋佳 歌・小椋佳&アルザ )といううなぎパイの歌まで発売されている。なんでも「およげ!たいやきくん」「だんご3兄弟」「おさかな天国」に次ぐ歌をということで制作されたとのことだけど、聞いたことないなー。「○国もやし」か「たらこ」に駆逐されたかな(笑)。

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2006年11月28日 (火)

電話線上の攻防

 日中家にいると、セールスの電話がかかってくる。苦手科目のひとつである。化粧品、健康食品、掃除機、エステ、ワンルームマンション、果ては霊園墓地まで。それに宗教関係のお誘いといたずら電話を加えると、電話に出るのが億劫になるほど。それに加えて2年ほど前から頻繁にかかってくるのが、電話会社からのセールスである。

「こちら○○(会社名)ですが、この度電話の基本料金を安くできることになりました。就きましては登録の為の確認ですが、電話の名義人は……、ご住所は……、電話番号は……でよろしいでしょうか?」
立て板に水、というのか、いきなり早口で言われて、初めてのときは何のことやらさっぱりわからなかった。が、とにかく相手はこっちの返事を待っている。
「あ、はあ、まあ、あってますけど……」
事態をきちんと把握できぬまま、うだうだ言っていると、
「よろしいですか? では、手続きさせていただきます。ありがとうございました」
電話は切れた(いかんだろう、これは)。県外などでその会社のラインを使っていたのが仇になった。相手があらかじめこちらの情報を握っていたのだ。これが他社であれば、名義人や住所をこちらから言わなくてはならないわけで、それなら「一度考えてから」とかなんとか逃げられたはずである。ふか~く反省。
 その後しばらくして、その件に関する説明、案内のレターがやってきた。そこで初めて、それがNTTを通さない独自のラインに切り替えるという意味だったことがわかった。それはまあ、無知と言われれば無知、頼りないと言われれば、あまりにも頼りない話だが。その時点ではそのラインは光ファイバーに対応していなかったので(そしてフレッツに加入申し込みをしているところだったので)、わたしはそこへ電話してキャンセルした。
 知らないと危ないということがよ~くわかった。でも、あの電話の仕方はちょっとアコギじゃないか? それを皮切りにいろいろな会社から同種の電話がかかってくるようになったが、どこの会社もただ「基本料金が安くなります」と言うばかりで、詳しい説明はない。「結構です」と言うと、驚いたように「基本料金が安くなるんですよ」などと言う人もいた。あのねぇ(笑)。
 
 世の中は目まぐるしく新展開をしているが、それに関わる個人にわざわざ情報を送ってはくれない。○TTだって、いくつかに分かれていて、どういう分担になっているのかいまひとつわからない。先日は、たまたまプロバイダのHPを見ていたら、サイトの容量が増えていることが判明した。んもう、そういうことは教えてよ。と思うけれども、今どき丁寧に一戸一戸へお知らせを配るのは、電気、ガス、水道の会社だけかも。そして知らないことにつけこむように、セールスの電話はかかってくるのである。
「フレッツをお使いとのことですが、○○○○、いかがですか? 今でしたらキャンペーンで一年間××円でご利用いただけます。プロバイダも込みなので、料金的にはお得ですよ」
「今使っているプロバイダが気に入っているので、結構です。ホームページも開設していますし」
「非常に安い料金でプロバイダも継続することが可能ですが」
「ホームページの容量が減りますよね?」
「はあ、それはまあ、そうですね」

 知っていれば勝てる(笑)。わたしは鷹揚にセールスの挨拶をうけ、(たぶん)得意気に電話を切った。

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2006年11月22日 (水)

ハヤブサとサンマと犬

 数日前の夕刊の一面に「都心にハヤブサ」という記事が載った。

 ビルが林立する都会の上空で、ハヤブサやオオタカなど、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている猛きん類が数多く目撃されるようになり、専門家や愛鳥家の関心を集めている。都会に多く生息するドバトなどを捕らえるため飛来するらしい。各地の都市で珍しい希少種を見ようと観察活動が盛んになる一方。専門家からは「生態系に悪影響を与える可能性もある」と心配する声も出ている。
 
 例えば千代田区は三井住友海上のビル(25階建て)の24階の機械室の窓辺には体長40センチほどのハヤブサが羽を休めにやってくるそうだ。ビルの下の道路などに群れるドバトを急降下して捕まえ、窓辺に運んで食べているのだとか。他にも新宿の高層ビルやレインボーブリッジでも目撃されている。ハヤブサは上空から獲物を狙うために、見晴らしのよい海岸の断崖絶壁を好んで住みかにするので、絶壁に似ている高層ビルはハヤブサのお気に入りになったようだという話。
 ハヤブサだけでなくオオタカの目撃情報も数多くあり、代わりにカモやキジバトの数が激減しているという報告もあるそうだ。ああ、そういえば○○物産の池からお堀に渡るカルガモなんていうのもいたけれど、彼らも大変だ。天敵の出現に慌てているかもしれない。
 高層ビルの上から下の獲物を狙うハヤブサのイメージはちょっとカッコよかったりするけれど、やみくもに「行け、ハヤブサ!」と言うわけにはいかない。今は興味や関心を引いているだけだが、これがドバトだけでなく、それこそ人気者のカルガモや誰かのペットに被害が出たときには、あっという間に駆除の対象になりそうだ。

 夕刊とはいえこの記事が一面! とちょっと驚いたのだが、このところ動物ネタ(といっていいのか)のニュースは多い。クマやイノシシが出たとか、サルが逃げ回ったとか。いずれにしても、開発によって住みかを失った動物たちがやむなく都市へやってくるのだろう。これぞ共存、とは言わないよなー、やっぱり。
 そうかと思えば、今日は北海道は知床の海岸にサンマがどっさり打ち上げられたというニュース。温度変化で死んでしまったんだって? TV画面には、サンマを拾いに来る人間たちを、遠くから眺めるヒグマの親子が写っていた。クマにあげようよ、冬眠前なんだし。
 と、画面は変わって今度は徳島の崖のマスに上がって降りられなくなった犬を消防隊が救出しようとしているニュース。見ていると何とかしてやりたいと思ってしまうけれど、野良犬だ。救出した後どうするんだろう、なんて考えるのはおかしいのかな? なんか人間以外の動物に対しての態度が、ひどく場当たり的だと思う。

 その後は夕張市の財政破綻の話題。夕張市って、炭鉱で栄えた頃は12万人もの人口があったのが、今では10分の一しかないんだってね。別に夕張市に限らないけど、過疎地域のいくつかを動物に返してあげるってわけには……いかないか。

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2006年11月20日 (月)

いきなりクジラ

 唐突ですが、クジラ構文です。なんでいきなりクジラ構文なのか。べつに昨日デパートの食料品売り場の魚ケースの中にクジラのベーコンを見つけてしまったから、というわけではないのだけれど、そんなことにしておこうかな(笑)。なんでこうなったのか、忘れちゃったんだもん。
 クジラ構文というのは高校の英文法で出てくる悪名高きアレである。「意味わかんない」の代表選手。A whale is no more a fish than a horse is.(馬が魚でないように、クジラは魚ではない)
 なぜ馬なのだ(そこか?)。馬が魚でない度合いと、クジラが魚でない度合いは違うだろう。なにしろクジラのベーコンは魚売り場にあるのだから(笑)。さらに言うなら、クジラはそのDNAを調べると、有蹄類の中でもカバなどの偶蹄類が最も近い哺乳類なのだそうで、ではどうせなら馬のような奇蹄類でなく A Whale is no more a fish than a hippopotamus is. にすべきなのでは?
 いや、いろいろツッコミどころはあるものの、問題は「なんでわざわざこんなことを言う必要があるのか」っていうことだろう。どういう場面で、なぜこんな事を言う必然性が生じるのか、全く想像もつかないのである。納得できないものは覚えられない。かくてわたしの頭には「クジラ構文」という名のみが記憶され、例文はついにきちんと入らなかった(汗)。あのクジラ構文は今もなお高校の英文法の本のなかで健在なのだろうか?

 書店へ行き、高校参考書の棚の英文法の本を端から見てみる。驚いたものかどうかわからぬが、老舗の出版社を中心に結構生き残ってるのね、クジラ構文。馬が犬に変わっていたり、クジラがイルカに変わっているバリエーションはあるけれども。はっきりと「いわゆるクジラ構文」と書いてあるのまである。笑ったのが、A bat is no more a bird than a rat is. というもの。同じだって、それは。
 比較的新規参入と思われる出版社や、老舗でも英語の文法書から新たに編纂しなおしたと思われるもの(置いてある位置からして、こっちの方が良く売れているような印象)には、少々工夫が感じられる。例えば Too much sleeping is no more healthy than too much eating. という文例を挙げて、その後同じような考え方で He is no more a genious than I am. ということもできる、などと解説してあるものもある。
I am no more exciting than you are. や He is no more old than I am. なんていう形容詞型。
Tom can no more swim than Mary. これは動詞型とでもいうのか。
かと思えば、A home without love is no more a home than a body without a soul is a man. というえらく凝った例文もある(長いよ!)。

 ネット上で、クジラ構文についての説明を見つけた。→英語教育ニュース〈数量表現周辺部1〉 鯨の悪夢~東洋女子短期大学教授 大西泰斗
 これによれば、クジラ構文のthan以下の部分は付け足しのようなもので、no moreの示すそのココロは「とんでもない」だそうな。従って例文も That is no more a Rolex than this plastic toy watch!(あんなのがロレックスなんかであるものか)みたいなのが並んでいるのである。ははあ、こう言われればどういう時に使われるかわかるね。
 それも踏まえて、あらためて書店の英文法書を眺めると、
The ride is no more dangerous than a merry-go-round.
We could no more live in such a forest than we could live in boiling water.
あたりはそこそこニュアンスを捉えているのかもしれない。

 しかし、さすがにこれだけしつこく no more ~thanを打ち続けていると必然的に覚えてしまうわけで、高校時代に覚えられなかったのは単なる怠惰だったということが判明した(爆)。

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2006年9月23日 (土)

香る花木

Ginnmokusei 角を曲がったら、金木犀が香った。金木犀が咲くと運動会シーズンで、沈丁花が咲くと卒業シーズンである(笑)。どちらも非常にポピュラーなので、どこへ引越しても、確実に季節を教えてくれる。運動会や卒業式にあまり縁が無くなっても。
 他にもよく香るのが、ライラックや泰山木、ロウバイ、梔子(くちなし)なんかかな。お散歩の楽しみである。今日は銀木犀にも巡り会っちゃった。薄い緑がかったような花色なのだけれど、携帯で撮ったらずいぶん黄色っぽく写ってしまって、これじゃ金木犀と変わりゃしない(爆)

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2006年9月20日 (水)

南仏のアレ

 13世紀のフランスが舞台の小説を読んでいたら、シモン・ド・モンフォールが、大聖堂のあるナルボンヌ(トゥールーズ近郊の町)を訪れる場面があった。当時のフランスはパリを中心とする北部とトゥールーズを中心とする南部に分かれていた。言語も違い、肯定する言葉(つまり"yes"ね)を「オイユ」と発音する北部のオイユ語圏(ラングドイユ)に対して、南部では「オック」と発音したので、オック語圏(ラングドック)と称せられていた。古代ローマ時代から軍事と交易の中心であり、中世において商業の一大中心地として栄えたトゥールーズは、(フランス王に名目上帰属していたのだけれど)トゥールーズ伯爵の宮廷所在地として、12世紀から13世紀にかけてはパリをも凌ぐ文化水準を誇り、トルバドゥールなど中世文芸の担い手の活動の拠点の一つでもあった。はっきり言って、文化的には南部の方が洗練されていたようである。
 で、北部の騎士であるシモン・ド・モンフォールがナルボンヌで抱いた感想はといえば……。
 「さすがに町並みが垢抜けていると、そこはかとなく漂う文明の香に、北部の田舎者として素直に圧倒されるのも、昼間の話だった。闇に目も通らない夜となれば、シモンは特に舞い上がるわけではなかった。ああ、オクシタニア(ラングドック地方のこと)など、どこも大して変わらない。『ただ大蒜くさいだけだ』」
 ははは……。大蒜くさいですか。

 じつは、かのキューコン(ポケモンではない)が苦手である。アレルギーが出るわけでもないし、ひとかけらも食べられないとも言わない。外食すれば、かなりの確率で入っていることも承知している。ぱりぱりに揚げたチップや、じっくり火を通してホクホクしたのも、食したことがある。ファンが多いのもわからないわけではない。ただ、油のなかへ放り込まれたかの食材が発するニオイを、どうしても食欲をそそるものとして感知できない。わたしにはあれは「銅のナベを洗う時のニオイ」なのである。『アンジェリク』という小説では、サンセの田舎領主の娘アンジェリクは、ラングドックの大領主ペイラック伯爵のもとに嫁ぐが、この伯爵は金の精錬所を持っている。そこへ入ったアンジェリクが大蒜のにおいがすると言っているから、熱に触れた金属のにおいをそう感じる人は、わたしだけではないのかもしれない。それにつけても南仏では大蒜はかくもポピュラーなものなのだね。ペイラック伯爵は日常的にバラとスミレの香錠を使用している(笑)のだが、あれももしや大蒜のにおい消し?
 大蒜を健康に良いと言って大量に食していたと言われているのが、アンリ4世(1553~1610)。ブルボン王朝の初代フランス王。彼は王位を継ぐまではアンリ・ド・ナヴァールといい、ピレネー山脈に近いポーというところの生まれである。やはり南仏。
 そういえば三銃士でお馴染みのダルタニャンはガスコン人。ガスコーニュも立派な南仏である。彼も大蒜を食しただろうか?

 大蒜が苦手なもうひとつの理由は、うっかり食べると、後で熱を持ったように口の中が渇くことである。大蒜のにおい消しには牛乳が有効だというから、アイスクリームを食べて冷やすことにしていたのだが、実は牛乳は効かないんだってね。カテキンを含む緑茶や、(なぜかは知らないけれど)リンゴが有効なんだって。次回は抹茶アイスクリームかリンゴのシャーベットを試しますか。

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2006年8月30日 (水)

ヤブヘビ?

 2003UB313は、やっぱり惑星にはなれなかった。これを機会に惑星の定義についての考察があらためて行われたりしたせいで、巻き添えをくったのが冥王星である。以前の記事「10番目の惑星」で書いたように、冥王星は海王星外天体(TNO)に属するもので、今後もさらに同タイプの星が見つかることは確実。冥王星クラスの星を惑星と認めるとすると、早晩惑星の数は50を越える事態になるそうだから、やむを得ないのかもしれない。今回採択された惑星の定義は、①太陽を周回し②自分の重力で固まって球状をしている③その天体が軌道周辺で圧倒的に大きい――というのだそうで、冥王星が惑星から外れたのは、より大きい海王星と軌道が重なっているから、なんだって。
 まあ、冥王星を含む海王星外天体(TNO)は、水星から海王星までのいわゆる惑星(笑)とは、でき方も軌道の形も違うらしいので、この方がすっきりするのかもしれない。そういうことよりも、今まで自明の真理のように思っていた惑星というものが、所詮は人間の解釈によるひとつのヴィジョンだったんだなあ、ということにあらためて気付いたかな。人間か宇宙を観察し、次々に太陽の周りを回っている星を発見し、惑星として定めていった歴史という観点で言えば、別に冥王星を惑星として残しておいても構わないわけである。発見当時はもっと大きな星だと思われていたそうだし、後から科学の発展によってずっと小さく、性質も少々異なることがわかったとしても、このタイプの星がさらに見つかったとしても、「冥王星以外のTNOは、今後発見されても惑星とは認めないことにします」と言い切ってしまえば終わり、ってことだ(ちょっと乱暴か)。だって人間が決めたことなんだから。でもやはり国際天文学連合(IAU)の科学者たちは、そういう整合性に欠けることは科学者の面子にかけてもできないのかもしれない。
 冥王星は1930年に米国人によって発見された。米国人による惑星の発見が初めてだったことから、冥王星はアメリカにとっては思い入れのある星であるらしい。ミッキーマウスに出てくる犬のプルートは、冥王星の発見を記念してつけられた名前なんだってね。2003UB313を発見したのもアメリカのチーム。「よーし、一気にこれも惑星だ」と思ったかどうかは知らないが、火星と木星の間にあるセレスもいれて、惑星を11個とする案が出された。結局惑星は8個ということになったわけだけど、1999年にも冥王星をこのまま惑星としておいていいのかという議論が起こったものの、どうにか惑星としてやってきたことを考えると、ヤブヘビって感じがしてしまう。ここで2003UB313の話が出なければ、もう何年か惑星でいられたかもしれないって。ちなみに日本では2003UB313とずっと記号のまま伝えられているが、ニューヨークの特派員の掲げていた新聞には大きくXENAと載っていた。アメリカではあの愛称が認知されているらしい。

 冥王星が惑星でなくなったら占星術師はどうするんだ、という冷やかし半分の話もあちこちで聞く。実際の占星術師たちがどう思っているかは知らないけれど、わたしの解釈で言えば、なが~い歴史を誇る占星術が1930年という極最近に発見された星を取り入れていることのほうが不思議なぐらいで、なくなったからといってたいした痛痒は無いんじゃないかな。確か冥王星発見以前は、さそり座の守護星は土星だったと思う。それに冥王星自体が消滅したわけでもないので、惑星であろうとなかろうと、そのまま使われ続けるような気がする。

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2006年7月19日 (水)

ちょっと脱線

 七夕から「瓜つながり」できたが、ここで少しく滞ったのは、この後どっちへ進もうかと迷ったからである(笑)。落語が出てきたところで思い出したのだが、以前このブログについて、「話題がどこへ進んでいくかは好奇心の赴くままで予測不能。行く先は落語の『素人鰻』よろしく、『前へまわって、うなぎに聞いてくれ』ってところです」というようなことを書いたら、友人からその話は知らないというメールがきた。
 わたし自身も落語に詳しいわけではなく、この話もオチの部分しか覚えていない。インパクトが強いので、認知度も高いかと思っていたのだが、そうでもないのかな。

 実際に落語の「うなぎ屋」あるいは「素人鰻」には、かなりバリエーションがあるようで、「維新で士族が鰻屋を始めたが、 雇われた鰻職人が酒乱で暴れて飛び出し、主人は仕方なしに鰻をつかもうとする」というのや「鰻割きが外出中に鰻を頼むと、主人が指から逃げる鰻を追い掛けどこかへ行ってしまう鰻屋があり、 そこで只酒を呑もうとする」というのや、「鰻職人が主人と口論になって店を飛び出してしまったので、やむなく主人が鰻をつかもうと悪戦苦闘するのを冷やかしながら見物する」のやら、噺家さんによっていろいろのようである。
 例えば士族あがりの主人の場合は

「おい、奥。余が鰻を押さえておるで、その隙に、この頭のところへ錐を刺せ、錐を。よいか、余が鰻をつかまえるぞ。あ、それ、これ、やれ(鰻をつかまえたものの、前へ前へと逃げようとするので、両手で交互につかみ)、こ、これ、逃げるな。奥、何をボーっと見ておる。前のものを片づけんか。履き物を出せ、履き物を」
「旦那様、どこへ行かれる……?」
「どこへ参るかは、前へ廻って鰻に聞いてくれ」
  出典:古典落語集2 文楽 (ちくま文庫)

のようになるが、引用してもたいして面白くないよね。やっぱり落語は話芸で、さらにこの話の場合、鰻を捕まえる所作も見どころなのだろうから。桂枝雀のなどは、鰻が最初上へ上へと昇って行くので梯子を掛け、次は下へ降りてくると、スコップで穴を掘れなどと大騒ぎ。笑わせてくれました。
 以前はもっと落語をテレビで放送することがあったと思うのだが、この頃なかなかない。一度探したら日曜日の朝5時ごろ(笑)に『日本の話芸』とかいう番組で、落語や講談をやっていた。まあ、テレビで放送してしまうと、寄席へ行く人が減ってしまうというような事情もあるのかもしれないけれど。


 さて、このへんで、脱線はおしまい。鰻は、このあとどこへ行くでしょうか?

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2006年6月21日 (水)

カエルの歌が……

 雨の降る丑三つ時、カエルの合唱を聞いた!
 昼間は鳴かないのか、それとも他の物音であまり聞こえないのか。草木も眠るはずの真夜中はカエルの大合唱なのだった。
 カエルの鳴き方も種類によって違うのだろうか。ギギギギッ、ギギギギッと、グウィーゴ、グウィーゴと、ジィーン、ジィーンというのがいる(どういう耳だ)。聞こえる鳴き声はすべて濁音。ケロケロっていうのは、アマガエルかなんかかな?
 カエルもアマガエルぐらいならカワイイかもしれないが、感触を想像すると触りたくない。なんだかかぶれそうな気がする(笑)。カエルの中でもガマと呼ばれるヒキガエルなどは、「耳の後ろにある大きな耳腺から強力な毒液を出し、また、皮膚、特に背面にある多くのイボからも、牛乳のような白い有毒の粘液を分泌する。この毒によって外敵から身を守り、同時に、有害な細菌や寄生虫を防いでいる。不用意に素手でふれることは避けるべきで、ふれた場合は後でよく手洗いする必要がある」なんて書いてあるから、根拠がないわけでもない。
 もっともこの毒液には強心作用があるので、漢方では乾燥したものを蟾酥(せんそ)と呼んで生薬として用いるとか。それで思い出すのが「がまの油」(笑)。

 さぁさぁお立会い、御用とお急ぎで無い方はゆっくりと聞いておいで、見ておいで……ではじまる陣中膏(じんちゅうこう――がまの油)の売り口上はご存知?
 がまの油といっても、どのがまでも良いわけではない。筑波山の麓に住む「四六のがま」でなくではダメなのである。山中深く分け入って捕らえたこのがまを、四面鏡張りの箱の中に放り込む。するとがまは、おのれのみにくい姿が四方の鏡に映るからたまらない。俺は何とみにくい奴なんだろうとびっくり仰天し、巨体から油汗をタラーリ・タラリと流す。これを下の金網・鉄板に漉き取り、柳の小枝をもって 二十一日の間、トローリトローリと煮たきしめ、赤い辰砂にヤシ油、テレメンテーナ、マンテイカを混ぜ合わせてこしらえるという(笑)。効きそう? 口上ではがまの油だけど、本当に売っていたのは皮膚用の薬で、実は馬油だという話だけれど。

 蝦蟇と漢字で書くと、児雷也が登場(えっ?)。大蝦蟇に乗って妖術をあやつり、神出鬼没の活躍をする義賊だが、もともとは中国の話なんだってね。宋代(960-1279)の沈俶(しんしゅく)撰の説話集『諧史(かいし)』に、盗みに入った家の壁に「我来也(われきたるなり)」と必ず書き残していく盗賊の話があるのだそうだ。文化3-4年(1806-07)、感和亭鬼武(かんわてい・おにたけ)がこれを日本の話に翻案して、読本(よみほん)『自来也説話(じらいやものがたり)』を書いた。この読本をさらに脚色し、現在の児雷也のイメージを形づくったのが、合巻(ごうかん)『児雷也豪傑譚(じらいやごうけつものがたり)』なのだそうだ。
『児雷也豪傑譚』は天保10年(1839)から明治元年(1868)まで、30年近い歳月をかけて、43編が出版された。美図垣笑顔(みずがき・えがお)、一筆庵(いっぴつあん)主人(浮世絵師・溪斎英泉)、柳下亭種員(りゅうかてい・たねかず)、柳水亭種清(りゅうすいてい・たねきよ)と書き継がれ、筆をとった絵師は歌川国貞をはじめとして7人にのぼるという。

 この合巻の人気の秘密は眉目秀麗な児雷也の胸のすくような活躍と、荒唐無稽さにある、といわれるだけあって、そのあらすじは実に楽しくも無茶苦茶(笑)。
 肥後の豪族の遺児、尾形周馬弘行(おがた・しゅうまひろゆき)は、家臣に助けられ、信濃で養育された。雷獣(落雷とともに地上に落ち、樹木を裂き人畜を害するといわれる想像上の怪物)を生けどりにして武勇をあらわした彼は、7年後、義賊団の首領・児雷也として登場する。越後妙高山の仙素道人(せんそどうじん)からさずかった蝦蟇の妖術を使って諸国で悪人をこらしめ、その後、鎌倉の管領家に功を立てたことにより、尾形家再興の宥書(ゆるしぶみ)を受けて、家名再興と逆賊誅滅の決意をかためるが、越後の青柳池の大蛇から生まれた妖賊・大蛇丸(おろちまる)が、執念深く児雷也を襲う。児雷也は越中立山の仙人から蛞蝓(なめくじ)の妙術を得た美女・綱手(つなで)を妻とし、そこでかの有名な蝦蟇、大蛇、蛞蝓の三すくみの妖術乱闘をくり広げるわけである。結果、児雷也は綱手とともに大蛇の毒薬をあびて倒れるが、幼少のとき児雷也に命を救われた若者が、天竺へ飛行して解毒の栴檀香樹(せんだんこうじゅ)を持ち帰り、ふたりを蘇生させる(物語は未完のまま、ここで終わっている)。
 面白すぎる!
『NARUTO』に出ている児雷也も結構好きなのだけれど――綱手もかっこいいよね。

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2006年6月 5日 (月)

占い師の頃(笑)

 このブログの中には占いのコーナーがある。知る人ぞ知る、それはサイドバーのかなり下のほう、プロフィールページの中。ブログペットと一緒におろしてきたブログトーイだが、ルーン占い、星占い、タロット占いの3つの占いができるので、興味のある方はどうぞ。

 さて、わたしが占いの真似事をしていたのは高校生の頃。一足先に始めた同級生の男の子に教わって文化祭でも占いブース、開きましたねえ(笑)。当時はパソコンなぞ無いので、わたし達が何人かのスタッフを集めてホロスコープの書き方を教え、希望の占い(恋愛、健康、将来など)によって決まった室に入っている星を探し、あらかじめ作っておいたカードを選んでセットして渡すシステムになっていたが、たぶんあの方式では満足な回答は得られなかっただろう。要素が多すぎて、矛盾だらけの結果になってしまうからだ。本来はその矛盾だらけの暗示の中から、占い師が直感的に(もちろん特別強い星の暗示が出る場合もあるけれど)その人に合う結果を語ることになっているのである。まあ、お遊びなのでご容赦を。かなり盛況で、占い師の直感どころか、下手をするとホロスコープを書く段階で計算間違いなどもあった可能性がある(笑)

「人生を占う」となるとなかなか大変だが、たぶん高校生ぐらいの女の子たちがいちばん知りたいのは、「彼との相性(はあと)」といった手合いで、これは妙によく当たったらしく、宣伝もしないのに休み時間になると女の子たちが「占って」とやってきた。それぞれの太陽と木星の角度で二人の力関係(つまりどっちがより惚れているか、ってこと)がわかることになっている。
 でもね、今をときめくラブラブなカップルは占いなんてお呼びじゃないわけで、つまりそんなことを頼んでくるのは、まだ付き合い始めたばっかりか、ちょっと壊れかけているかのどちらかだ。知っている人達なだけに、見れば大体わかる。わたしは単に「相性がいい」とか「良くない」としかいわないようにしていたが、恋する乙女達は勝手に納得していくのだった。
 何に誓ってもいいが、わたしはけしかけたことだけは絶対にないので、ヤなこと言うわねと思われたことはあっても、占いのせいで身を持ち崩した(笑)なんていう謗りを受ける覚えは無い。どちらかというと「壊し屋」(笑)。逆に男の子の方が、結構同級生の好みを聞いてキューピットをしていたフシがある。

 地球上に絶大な影響を及ぼす太陽や月が、人間に影響を及ぼさないことがありえるだろうか、というのが占星術の始まりだと聞いた。確かになんらかの影響があるのかもしれない。だが、その影響は複雑に作用しあって人知を超えていると考えるのがわたしは好きだ。簡単に読まれてたまるもんですか、ねえ? それに局面は変わり続けるものだから……。

 恩師が亡くなった夜のホロスコープを書いて、不吉なグランドクロスを見つけてしまった相方は、その頃から占いをしなくなったように思う。わたしにしても、そろそろ受験生になった同級生たちの進路の相談を持ちかけられては適わないので(責任取りきれないよ)やめた。
 あのまま精進して(笑)、占いの館なんてところに就職していたら、きっと端から「あなたこのお相手は止めておきなさい」なんてカップルを壊しまくり、出生率の低下に貢献したかもしれないので、やめて正解だったね。

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2006年5月29日 (月)

真のカレー好き

 知人に真のカレー好きを自認する人がいる。なにかの拍子に小学校の給食のカレーの話になって、「あれはほんとうのカレー好きの人からしたら、許せないものでしょうね」と言ってみたところ、彼は答えたものだ。
「ほんとうのカレー好きというのは、いかなる種類のいかなる状態のカレーをも、美味しく食べられる者をいうのだ」
 つまり、真のカレー好きたる彼は、小学校の給食の全く辛味のないカレーでも、レトルトカレーでも、トウガラシ何倍とかいう我慢大会のようなカレーでも、本場インドのカレーでも、ドロッととろみのついたのでも、さらさらのでも、さらにはそれが熱かろうが冷めていようが、何日も続いて出てこようが、カレーと名のつくものであれば全て美味しいと思って食べられるのだと言い切った。
 わたしはおとなしく「はあ、そういうものですか」と応えるにとどめたが、はっきりいってこういう人にカレーを作ってあげるのはイヤだろうなと思った。どんなカレーでも美味しいといわれては、一生懸命に作る甲斐がないではないか。こういう輩には一番安い(笑)レトルトカレーでも食べていてもらえばいいのだ。

 そのカレー好きは、ラーメンも好きである。そしてある日、ラーメンについても同じことを言い始めた。すなわち「真のラーメン好きは、味噌味でも、しょうゆ味でも、塩味でも、とんこつスープでも、鶏がらスープでも…(以下中略)…冷めていようが、のびていようが……」
 彼の奥さんになる人は、これを「まあラクだわ」といえる人でなければ適うまい(笑)

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2006年5月18日 (木)

最凶の言葉

 わたしは元来ひとにものを教わることは好きだが、人にものを教えることは苦手であ