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2005年5月19日 (木)

春のバルコニーのあれこれ

 ここ何年か、秋にヴィオラの苗を買うことにしている。12月ごろから咲き出すが、これが何月まで持たせられるかが勝負(?)である。2月をすぎて気温が上がってくるとアブラムシの心配をしなければならない。これがつくと一度にダメになってしまう。いったいどこから湧いて出るのか、いつの間にか増えていて手で取り除いても除ききれるものではない。(そういえばアブラムシには緑のと黒いのがいるみたいだけど、あれは種類が違うのだろうか?)
 白い粉がふいたようになる病気もある。これもまた発症させたらわたしの手には負えない。なかなかスリルに満ちているのである。一応ゴールデンウィークまで持たせるのが目標。今年はクリアした。今もまだ新しく花が上がってくる。植物保護液というのをスプレーしたのがよかったのかもしれない。これはトウガラシ、ワサビ、ニンニクなどの抽出液なので殺虫効果はないが、虫がそのにおいを嫌ってつきにくくなるという寸法である。去年はアブラムシでべとべとになってしまった山椒も今年はこれのおかげか無事で、筍ご飯に彩りと香りを添えてくれた。
 かわりに散々だったのがチューリップである。ふたつのプランターのうち片方は曲がりなりにも咲いたが、もう片方は全滅した。葉がぎざぎざに食いちぎられたようになっている。犯人はだれ? ナゾである。
 ブライダルヴェールは手入れを怠っていたので、枯れた葉のついた茎が伸びて花が咲いてしまった。こうなると枯れた葉を取り除くのは至難のわざである。もっと早くに伸びかけた茎を切って挿し木で新しい鉢をつくるはずだったのだが……。
 あと春咲くのはエビネとスズランかな。もう10年ほども前の話だが、スズランがほしくて園芸ショップへ行った。もう花が終わってしまっていたが、その分安く手に入れた。スズランは花の姿も可愛いし、いい香りがする。楽しみに待っていたが、次の春、どう考えてもスズランではない花が咲いた。??? わたしは鉢を抱えて、園芸ショップへ見せにいった。「こんなのが咲いちゃったんですけど」
 お店の人は覚えていたらしい。あとから間違いに気がついたが連絡の取りようがなかったのだ。「申し訳なかったですね」と言ってスズランを一鉢くれた。そのスズランは枯らしてしまったが、間違えられたエビネのほうはずっと健在だ。全く手をかけないのに毎年ちゃんと咲く良い子である。

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